朝倉小学校の東門のすぐそばに西をむいてたてられています。
『こもりくの はつせのやまの やまのまに いざようくもは いもかもあらむ』作者は柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)です。
この歌には,「泊瀬(はつせ)の山のあたりに,いつまでもさりやらずにいる雲(くも)は,あれは愛(いと)おしい人のかわったすがた【火葬のけむり】であろうか」という意味(いみ)があり,火葬(かそう)された人をかなしんでよまれた歌です。
「こもりく」は泊瀬にかかる枕詞(まくらことば)で,山にかこまれた土地と言う意味があります。